久しぶりに読んだおやすみはたらくくるまたち。3歳になったころ、はたらくくるまに興味をもちはじめた。道路でミキサー車を見つけると興奮してずっと見ていた時期。
その頃に買ったのがおやすみはたらくくるまたち。工事現場のミキサー車やクレーン車、ダンプカーがせっせと働き、夜になって疲れて眠りにつくというおはなし。
子どもってすごいなと思うのが、絵本を読んだだけで、それぞれの特徴をつかんじゃうこと。まちなかやテレビで見かけたらちゃんと覚えていて、「ダンプカー!」とうれしそうに叫んだり、親がまちがえたことをいうと「違うよ!あれはブルドーザーだよ。わからないのー?」とさとしてくれたり。
その後同じシリーズのおはようはたらくくるまたちも買った。おはようは、車の種類が増えるけど、その分浅く広くなったかなーといった内容。子どもは、おやすみの方が好きなよう。
海外の絵本で、訳者は福本友美子さん、いろいろな絵本の翻訳をしている方。絵本は言葉が短いので訳がとても大事。
はたらくくるまたちは、俳句や短歌を読んでいるような日本語として心地よい訳となっている。読み聞かせをしていても、気持ちよくなる。