おばけはこわいけど、ゆっくんはおばけが大好き。おふとんをかぶって「おばけだぞー」ってこうちゃんをおどかしてはキャッキャっと笑っている。
おばけの絵本はたくさん売っているから子どもはおはけが好きなんだろうな。想像をかきたてられるのがおもしろいのかもしれない。
おばけの絵本といえば「ねないこだれだ」だけど、この前近所の本屋で買った「おばけかぞくのいちにち」は、それに匹敵するおもしろさだった。
夜寝るときに「もうおばけのじかんだから早く寝るよ」と子どもたちに言っている。でも、おはけのじかんにおばけはなにしてるの?そんなことを子どもに聞かれたら?
おばけかぞくのいちにちは、まさにそんなことを教えてくれる絵本。人間の家族とおばけの家族、同じ時間でそれぞれの家の様子が描かれている。
人間の子どもたちが寝るころ、おばけの子どもは保育園に出かけていく。おばけの朝ごはんはごちそう。とか、反対の時間で生活するおばけのようすは、みょうに納得感がある。
ゆっくんは「おばけの保育園はどこにあるの」って聞いてきたりと、おばけが夜にいるってことにもっとリアリティが出てきたのかも。これから夜寝るときの「おはけのじかんだよー」が効果てきめんになる。